Choco60ビルドログ

2020-04-21

Choco60

Mint60は入門に適した素晴らしい自作キーボードキットで初めてでも難なく組み立てることが出来た。 しかし実際に使おうとすると単にバックスペースの位置がHHKBと違うという理由でキーレイアウトに馴染むことが出来なかった。(キーマップを変更してもBACKSLASHとGRAVEをBSの上に配置できない)

もう基盤から作るしかないのかな、と考えていたところChoco60という望んでいた通りの自作キットを見つけた。

こうして2つ目の自作キーボードをビルドすることになった。 2度目があれば3度目もあるかもしれないので、組み立てログをここに記す。

Choco60

キースイッチ選定

タクタイルを中心に下記3種類を検討した。

  • Aliaz Silent
  • Blue Zilent v2(62g, 65g, 67g, 78g)
  • Purple Zealios v2(62g, 65g, 67g, 78g)

遊舎工房の店舗で実際に試してみたかったけどこのご時世なので店舗には行かずYouTubeやRedditなどのレビューを参考にBlue Zilent v2(62g)に決定。結果として程良い重さだった。

キーキャップ選定

Choco60に付けるキーキャップには

  • 1.5uのバックスペース
  • 2.75uと2.25uのスペースバー
  • 1uのBACKSLASHとGRAVE

が含まれているのが望ましい。 GMKがお勧めと書かれてたけど、結構な値段だしグルーブバイなんて待ってられないということで他のものを探してみるとリーズナブルな価格でMoonlanding 1969というキーキャップを見つけた。

Moonlanding 1969

これを中国から輸入。通常1週間で届くところ2週間程度かかった。

lube

今回タクタイルのBlue Zilent v2をTribosys 3203でlubeしてみた。 lube前と比較していないので正直なところ違いがよく分かっていない。

キースイッチを取り付けて鍵打テストをしてみると、ショートしたままのスイッチが2つもあった。初期不良というよりもlubeした後にスイッチを組み立てる過程で失敗した可能性が高い。

一度はんだ付けしたスイッチを外すのは大変面倒なのではんだ付けの前にきちんとテスターで確認したほうが良い。

リストレスト

無いよりあったほうが快適と言われるリストレスト。 分割キーボード用のリストレストなんて無いだろうから木を切って作るかと思っていたところ、まさかの既成品が売ってた。

かかった費用

  • Choco60 キット: ¥15,400
  • Blue Zilent v2(62g)@65: ¥8,372
  • Moonlanding1969キーキャップ: ¥6,141
  • Tribosys 3203 - 3g: ¥1,000

計(送料・税込み): ¥30,913

実用的なキーボードをビルドできてとても満足。キット製作者に感謝。

参考資料